大相撲3月場所が2025年3月9日に開催され、高校生として初めて幕下最下位格付け出し資格を得てデビューした藤島部屋の福崎が、西三段目筆頭の相馬を突き倒しで圧倒的に破りました。
福崎の歴史的なデビュー戦
福崎は鹿児島県奄美市出身で、18歳という若さでのデビューを飾りました。昨年10月の国民スポーツ大会少年部門での優勝、さらに12月の全日本選手権で社会人や大学生を相手に8強入りするなど、アマチュア時代から頭角を現していました。
その圧倒的な実績を背景に、高校生として史上初の幕下最下位格付け出し資格を得た福崎は、プロ初土俵となる初日の相撲で、わずか4度の接触で相手を土俵に沈める規格外のパワーを見せつけました。
福崎の人物像と今後の抱負
福崎のしこ名は、本名の福崎真逢輝(まある)に由来しています。特徴的な名前の由来は両親の名前から取ったもので、そのユニークさも注目されています。
初戦勝利後、「ホッとしている」と安堵を見せた福崎ですが、プロの立ち合いにまだ慣れていないと謙虚な姿勢を示しつつも、「早く関取になりたい」と強い意欲を語りました。
メディアとファンの注目
福崎のデビューは各メディアでも大きく取り上げられており、日刊スポーツ、スポーツ報知、デイリースポーツなど主要なメディアが彼の活躍を詳しく報じています。初日の取組では観客席に彼の名前入り応援タオルを持つファンの姿もあり、早くも注目度の高さをうかがわせました。
今後の相撲界の未来を担う可能性を秘めた福崎の活躍に、さらなる期待が集まっています。

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