田中将大、巨人春季キャンプでフォーム改造に慣れて「全然違う。すごい収穫」

東京読売巨人軍に新加入した田中将大投手(35)が、2025年春季キャンプで本格的なフォーム改造に当たります。指導する担当のは久保康生投手コーチ。体重移動の見直しや、投球時の体の使い方を改善することで、全盛期ようなフォームを追求しているのが理想です。

田中選手はキャンプ初日から積極的に新たなトレーニングメニューに取り組み、「いい一日になった。本当に幸せなこと」と、充実感をじませました。


フォーム改造の逐次「体を縦に使う意識を」

田中選手は、これまでの投球フォームにおいて、体の傾きやリリースポイントのズレが生じる癖があったと分析されています。ところで、久保コーチの指導のもと、「魔改造」とも呼ばれる特別なトレーニングには、いくつかのポイントがあります。

  • 逆向きマウンドでの投球練習
  • いつものマウンド、平地でのトレーニングの繰り返し
  • 体を縦に使う意識の強化

これらのメニューを取り入れ、安定したフォームを身につけることを目的としています。


キャンプ初ブルペンで36球 「すごい収穫」

春季キャンプでの初ブルペンでは36球を投じ、「全然違う。すごい収穫」と手に対応を口にしました。 特に、フォーム改造によって投球時の体の傾きの修正が進んでおり、理想とする歩みに問いかけているようです。

もう投げている感覚が違います。めちゃくちゃいいです」と、これまでに充実感を持っている様子が楽しめます。


「2個のボールを同時に投げる」ユニークなトレーニング

キャンプ中には、「2個のボールを同時に投げる」という珍しいトレーニングにもあります。これは、左右のバランス感覚を養うとともに、より精密なリリースポイントを身につけるための試みです。

この独特のトレーニングによって、フォームの安定性と再現性の向上が期待されており、田中選手も「新しい感覚を得られている」と前向きなコメントを残しました。


2月末の試合登板を目指す 「理想は2月の最後の方に1試合」

田中選手は、2月末の試合登板を視野に入れ、開幕に向けた調整を進めています。

理想と言えば2月の最後の方に1試合でも投げられたらいい」と語り、万全の状態で開幕を迎えるための準備を進めているようです。


昨シーズンの悔しさを糧に、復活を目指す

昨シーズン、田中選手はケガの影響もあり登板がわずか1試合に終了しました。その悔しさをバネに、今シーズンは巨人の方向として再び輝くことを目指しています。

体の使い方を覚えておいてダメだし、力んでもしょうがない」と冷静な分析を示し、焦らずじっくりと調整を進めていることが伺えます。


田中将大の「完全復活」に期待が高まる

今回のフォーム改造によって、田中将大選手は新たなスタイルを確立し、巨人の投手陣の柱として活躍することが期待されています。

田中将大は全盛期の輝きを取り戻すことができるのか。今シーズンのパフォーマンスに、ファンの期待が高まっています。

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