ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだ佐々木朗希投手(23)が、アリゾナ州グレンデールで行われているチームのスプリングキャンプに招待選手として参加しました。ポスティングシステムを利用して千葉ロッテマリーンズから移籍した佐々木にとって、MLBへの第一歩となるキャンプです。
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キャンプ初日、大谷・山本との交流も話題に
現地時間2月12日、ドジャースのキャンプ施設「カンガルーズ・キャンプ」に到着した佐々木は、約20分間のキャッチボールで調整。その後、ノースローでコンディションを整えながら、ブルペン投球に向けた準備を進めました。
この日、大谷翔平選手、山本由伸投手ら日本人スター選手と談笑する姿も目撃され、クラブハウス内でもすぐにチームの一員として溶け込んでいる様子が伝えられました。特に、大谷とはストレッチ中に長時間言葉を交わし、山本とは日本語でやりとりしながら笑顔を見せるなど、リラックスした雰囲気でキャンプ初日を迎えています。
メジャー昇格のカギはスプリングトレーニングの結果
佐々木は、昨年NPBで先発16試合に登板し、7勝2敗、防御率1.94という圧倒的な成績を残しました。特に、最速165km/hのストレートと落差の大きいフォークボールは、MLBスカウト陣からも高く評価されており、すでに「将来のローテーション候補」としての期待が寄せられています。
しかし、今回の契約はマイナー契約であり、開幕ロースター入りするためには、スプリングトレーニングでの結果が重要となります。球団関係者は「キャンプ中の投球内容次第では、オープン戦での登板を経て、シーズン序盤にメジャー昇格の可能性もある」とコメントしており、今後の調整が鍵となります。
ロサンゼルス・ドジャース、今季の展望と佐々木の役割
昨年オフ、ドジャースは大谷翔平、山本由伸、タイラー・グラスノーといった超大物選手を次々と獲得し、圧倒的な戦力を誇るチームとなりました。昨年ワールドシリーズ制覇を達成しながらも、今シーズンは世界一連覇が至上命題となっています。
その中で佐々木がどのような役割を果たすのかは、今後のキャンプとオープン戦でのパフォーマンス次第ですが、先発ローテーション入り、あるいはリリーフとしての起用も視野に入れられているようです。
今後のスケジュールと注目ポイント
佐々木はキャンプ後半にはブルペン投球を開始し、順調に調整が進めばオープン戦での登板も予定されています。特に、3月18日・19日に東京ドームで行われる「MLB開幕戦(ドジャース vs. カブス)」での登板があるのかどうかが大きな注目ポイントとなるでしょう。
日本の野球ファンにとっては、佐々木がメジャーリーグの舞台でどのような成長を遂げるのか、そして日本人選手たちとの共演がどのように展開されるのか、大きな期待が寄せられています。今後のキャンプの動向から目が離せません
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