2025年2月1日(日本時間2日)、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手(38)が、サンディエゴで開催されたファン感謝イベントに参加しました。このイベントでは、メディアの取材にも応じ、今オフに争奪戦が繰り広げられた佐々木朗希投手(22)についてのコメントが注目を集めました。
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佐々木朗希、パドレスではなくドジャースを選択
今オフ、佐々木朗希投手の獲得に向けて、複数のメジャー球団が争奪戦を展開しました。パドレスも最終候補の3球団に残っていたものの、最終的に佐々木選手はロサンゼルス・ドジャースと契約することを決断しました。
ダルビッシュ投手は、この件について「自分たちはできることを全部やった」と振り返り、「本人の決断なので仕方ない」と語りました。獲得に至らなかったことについては、特に悔しさをにじませる様子もなく、佐々木選手の意志を尊重する姿勢を示しました。
ダルビッシュ、佐々木朗希との交流を明かす
ダルビッシュ投手は、パドレスが佐々木選手の獲得に向けて交渉を進める中で、実際に彼と面談を行ったことを明かしました。「彼はすでに、どの球団に入るか決めていたと思う」と述べ、最終的にドジャース入りを決断した佐々木選手の意思の固さを感じていたようです。
また、ダルビッシュ投手は、佐々木選手との交渉過程で連絡を取り合っていたことも明かし、ドジャース入りが決まった際には直接電話をもらったことを語りました。「もし頼られることがあれば、自分のベストを尽くしたい」と述べ、今後も佐々木投手をサポートする意向を示しました。
マニー・マチャドも交渉の舞台裏を語る
さらに、パドレスのマニー・マチャド選手も、佐々木朗希選手の決断について「彼は最初から行き先を決めていたのではないか」との見解を示しました。一部では、パドレスのオーナーシップの問題が交渉に影響を与えたのではないかとの憶測もありましたが、マチャド選手はそれを否定し、「彼の選択がすべてだった」と語りました。
ダルビッシュ、2025年シーズンに向けた意気込みも
ファン感謝イベントでは、ダルビッシュ投手が2025年シーズンに向けた意気込みを語る場面もありました。2024年シーズンはケガに悩まされたものの、現在は順調に調整を進めており、「チームに貢献できるよう、しっかり準備したい」と意欲を見せました。
今後の佐々木朗希 vs. ダルビッシュの対戦に期待
佐々木朗希選手の移籍先がドジャースに決まり、今後のナ・リーグ西地区での対戦が実現する可能性が高まりました。佐々木選手がメジャーでどのような活躍を見せるのか、そしてダルビッシュ投手との投げ合いが実現するのか、今後の展開に注目が集まります。
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