吉本興業に所属するお笑いコンビ「ダイタク」の吉本大(40)と「9番街レトロ」のなかむら☆しゅん(31)が、違法なオンラインカジノに関与した疑いで警視庁から任意の事情聴取を受けたことが明らかになりました。
2025年2月5日、吉本興業はこの件に関し公式サイトで声明を発表し、両名の活動自粛を決定しました。さらに、外部弁護士を交えた調査を進めていることも公表されました。
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警視庁の事情聴取、オンラインカジノへの関与疑惑
報道によると、吉本大となかむら☆しゅんは、海外のオンラインカジノサイトを利用して賭博を行った疑いが持たれています。
捜査関係者によると、両者は警視庁の事情聴取において事実関係を認めたとされています。違法なオンラインカジノの利用は、日本国内では刑法第185条の「賭博罪」や、運営者に対する「常習賭博罪」に該当する可能性があり、今後の調査次第では刑事責任が問われる可能性もあります。
オンラインカジノは、海外の合法的な運営元が多いものの、日本国内では賭博行為として違法とされており、過去には著名人が関与していた事例でも問題視されてきました。
吉本興業、コンプライアンス違反の疑いで活動自粛を発表
吉本興業は、2月5日に公式サイトで声明を発表し、「事実関係等が確定するまでの間、一部タレントは活動を自粛する」と述べました。
吉本大となかむら☆しゅんの両名はすでに活動自粛が決定され、出演予定だったテレビ番組やイベントが相次いで変更・中止される事態となっています。
特に、
- ダイタクは「THE SECOND~漫才トーナメント~」への出場を辞退
- 9番街レトロのなかむら☆しゅんも複数の番組から出演見合わせ
といった影響がすでに出始めています。
また、吉本興業は「外部弁護士を交えた調査を進めている」とし、オンラインカジノ問題に関してより詳細な事実確認を行っているとのことです。
テレビ番組ではモザイク処理、一部シーンがカットされる異例の対応
オンラインカジノ関与の報道を受け、なかむら☆しゅんの出演が決まっていたテレビ番組が放送見合わせや編集対応を実施していることが確認されています。
特に、フジテレビの特番「ビッグオセロ」では、彼の出演シーンにモザイク処理が施される異例の対応が取られました。
これに対し、視聴者の間では
- 「誰か顔にモザイクかかってる?」
- 「これは重大な事態なのでは?」
といった驚きの声が広がっています。
また、吉本大が出演予定だったバラエティ番組も、編集段階で出演部分をカットする対応を取っているとの情報もあります。
過去の類似事例と吉本興業の対応
吉本興業は過去にも、所属タレントが不祥事を起こした際には一定期間の活動自粛を求める対応を取っています。
2019年には、闇営業問題が発覚し、多くの芸人が活動を休止する事態となりました。その際も、吉本興業は外部弁護士を交えた調査を実施し、事実確認の上で厳正な対応を行いました。
今回のオンラインカジノ問題に関しても、同様に調査が進められた後、さらなる処分が下される可能性があると考えられます。
ファンや業界関係者の反応、今後の展開は?
この問題に対し、ファンや業界関係者からも様々な意見が寄せられています。
- 「ダイタクの漫才好きだったのに…ショック」
- 「オンラインカジノが違法なのを知らなかったのか?」
- 「なかむら☆しゅんは売れ始めたばかりなのに、これは残念すぎる」
一方で、テレビ業界では、この件が吉本興業のタレント全体に影響を及ぼすのではないかとの懸念も広がっています。
今後、吉本興業がこの問題についてどのような対応を取るのか、そして吉本大やなかむら☆しゅんがどのように復帰を目指すのかに注目が集まっています。
今後の処分と影響に注目
現時点では、警視庁が2人を逮捕する可能性は低いとされていますが、オンラインカジノ問題は近年、法規制が厳しくなっているため、今後も厳格な調査が進められる見込みです。
また、吉本興業がさらなる調査結果を受けて、より重い処分を科す可能性もあります。
今後の展開次第では、ダイタクと9番街レトロの活動継続が危ぶまれる可能性もあり、両コンビの行方が注目されます。
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